粘土・コロイドが無いと土が放射能を閉じ込めない

 

チェルノブイリ原発災害から10年後、低濃度汚染地帯に区分されていたベラルーシ・ボレーシア地方のセルジンスク村は原発から約200Km(東京ー福島間とほぼ同じ)離れていたが 体内被曝レベルが高濃度汚染地帯のそれとあまり変わらないほど高いレベルであったという。

 

なぜなら「安全」であるはずの低濃度汚染地帯から出荷された食品を食べ、人体が長期的に高濃度の放射線汚染にさらされていた。

 

土の放射能1,068ベクレル(低濃度汚染)、牧草の放射能15,544ベクレルであった。しかし、ベラルーシは、粘土・コロイドが少ない泥炭(でいたん)のため、植物が放射能を急速に吸収し、土 → 草 → 牛 → 乳製品 → 人体といったサイクルの中で生態濃縮が起こった。

 

粘土・コロイドがあれば、放射能を吸着するため生態濃縮が起こる危険性が低くなる。

 

【原発事故】放射能 微量汚染地域の落とし穴

 

 

 

 

 

 

シーベルト(Sv)とベクレル(Bq)
シーベルト(Sv)とベクレル(Bq)

シーベルト(Sv)とベクレル(Bq)放射線による人体への影響度合いを表す単位を「シーベルト(Sv)」、放射性物質が放射線を出す能力を表す単位を「ベクレル(Bq)」といいます。

 

放射性物質にはさまざまな種類があり、放射性物質によって、放出される放射線の種類やエネルギーの大きさが異なるため、これにより人体が受ける影響は異なります。このため、放射線が人体に与える影響は、放射性物質の放射能量(ベクレル)の大小を比較するのではなく、放射線の種類やエネルギーの大きさ、放射線を受ける身体の部位なども考慮した数値(シーベルト)で比較する必要があります

 

 

 

 

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 原爆後障害医療研究施設
放射能Q&A
http://abomb.med.nagasaki-u.ac.jp/abdi/qa/index_j.html

 

 

 

放射線の話
財団法人環境科学技術研究所
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html

 

 

ラドン含有量が700ベクレル ラジウム温泉
新潟県・村杉温泉  ふるさとがしのばれる宿 角屋旅館
http://kadoyasan.com/

 

 

表面のベクレル(Bq/cm2)シーベルト(Sv)換算ツール
http://www.mikage.to/radiation/ground_exposure.html

 

 

ドイツ放射線防護協会
http://www.strahlentelex.de/

1kgあたり8ベクレル(Bq)以上の
セシウム137を含む飲食物を摂取しないことを推奨
http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a31.pdf

 

 

東北電力株式会社のウェブサイト
シーベルト(Sv)とベクレル(Bq)
http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiryo/wastes/07.html